シルヴァスタインの名作絵本『おおきな木』村上春樹訳を読んで!【絵本書評】

 


photo:a sea in a tree by jamelah

 


いつも『わくわく』したいから…そんなあなたへ伝えたい言葉を…

いづみです。


 


『…あなたはこの少年に似ているかもしれません。』




この絵本の帯に書かれてありました。

村上春樹訳ということで、とても内容が気になり、手にとっていました。

では、紹介していきましょう。

 





本の紹介


 


◉本の紹介♪







あなたはこの木に似ているかもしれません。
あなたはこの少年に似ているかもしれません。
それともひょっとして、両方に似ているかもしれません。
あなたは木であり、また少年であるかもしれません。
あなたがこの物語の中に何を感じるかは、もちろんあなたの自由です。
それをあえて言葉にする必要もありません。
そのために物語というものがあるのです。
物語は人の心を映す自然の鏡のようなものなのです。
(村上春樹/訳者あとがきより)


 


◉あらすじ♪




いつでもそこにある木。成長し、変わっていく少年。それでも木は、少年に惜しみない愛を与え続けた・・・何度でも読み返したい、シルヴァスタインのロングセラー絵本。


 



シェル・シルヴァスタイン,Shel Silverstein
あすなろ書房 2010-09-02
¥ 1,260


 


絵本を読んだ感想♪


 



おおきな木は、お母さん。
そして、少年はその子供。
母親の無償の愛。そして、欲深く母親の愛に気づかない子供。
見返りのない愛とは、何か。
シンプルな言葉や、ストーリーが、心に深く感動を与えてくれると同時に、なんだかせつない、言葉に言い表せないものがこみ上げてきました。

 



何度も何度もこのお話しを読み返してみたいと思いました。

その時、その年代できっと感じ方も変わってくるのかもしれません。
一度ですんなりと理解することは、難しい絵本、奥が深い内容になっていると感じました。




数年後に読んだら、どう思うのでしょうか。

手元においておきたい一冊に出会えました。


 





絵本『おおきな木』はアメリカで1964年に出版され、それ以来今までに三十以上の言語に翻訳され、世界各地で人々の手に取られたロングセラーです。
世代から世代へと大事に読み継がれてきたと言ってもいいでしょう。


訳者あとがき 村上春樹 2010年5月


 





 


まとめ



 


photo:small boy big trees by bies

 


こんなにも奥が深い絵本があるなんて…。
『おおきな木』を読んで、作者が伝えようとしたものは、なんだろうか?
私なりに考えてみました。




世の中には、お金では買えない大切なものがある。
それは、人の心なんだと。
それを伝えようとしているのかなと思いました。


 


それでは今日はこの辺で… By ☆izumi☆


 


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